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2023.05.04Live/Event

アルゴナビス Acoustic Festival 2023 Zepp Namba公演 オフィシャルライブレポート

 ボーイズバンドプロジェクト「from ARGONAVIS」が、2023年4月29日と30日の2日間に渡り、「アルゴナビス Acoustic Festival 2023」を開催した。本ライブはプロジェクトに登場するキャラクターを演じるキャストが歌と演奏を行うアコースティックライブで、2021年春、2022年春に続く3度目の催しとなる。

 過去のアコースティックライブには、七星 蓮役・伊藤昌弘と五稜結人役・日向大輔がレギュラー出演。今回の公演では彼らに加え、旭 那由多役の小笠原 仁、曙 涼役の秋谷啓斗、界川深幸役の宮内告典が両日出演、4月29日の名古屋(Zepp Nagoya)ではFELIX役のランズベリー・アーサーも出演した。
さらに、4月29日の名古屋(Zepp Nagoya)ではゲストとしてセンチミリメンタル を、4月30日の大阪(Zepp Namba)ではSHiNNOSUKE(ROOKIEZ is PUNK'D/S.T.U.W)をゲストに迎えた特別な編成となった。極上の音楽と楽しいトークがたっぷりと届けられた2日間のうち、ここでは大阪公演の模様をお伝えしていく。

 秋谷が奏でる美しいピアノの音色に、ゆったりとした宮内のカホンのリズム。そこに日向の繊細なギターの音が重なり、伊藤の伸びやかな歌声が響いていく――2日目の公演は、そんな「僕の日々にいつもいてよ」からスタートした。アコースティックライブはいつものバンド形式とは異なる構成だが、シンプルだからこそ行間に情緒が生まれるのだと感じさせる。前半はArgonavisの楽曲を中心とし、「命のクリック」「心を歌いたい」「迷い星」と続き、よりエモーショナルな表現だけでなく、バンド的なテイストを利かせた緩急あるアレンジで魅了した。観客は着席したスタイルでリズムを取りつつ、文字通り”音を楽しむ”贅沢な時間が流れていく。

ここでMCタイムへ。本公演では観客の歓声が解禁になったことを受け、キャストたちが客席に向かって質問を投げかけたり、コールアンドレスポンス的なやりとりで盛り上がった。そして、この日のもうひとりのメインボーカルである小笠原がステージに登場、両公演ともに童話をテーマとしたネタなどで笑いを誘い、会場が朗らかな空気に包まれた。演奏では真剣に音楽に向き合い、トークも全力で楽しむキャストたちの姿勢は、本プロジェクトの見どころの一つといっていいかもしれない。

 ライブ後半は、生演奏のお披露目は本ライブが初となる「Re-raise」からスタートした。ファルセットにシャウト、息もつかせず絡み合いハーモニーになる伊藤と小笠原のツインボーカルを、シンプルながら厚みのあるサウンドが支える。2人はMCで「難曲だった」と話していたが、元曲とは異なる大人びた魅力にあふれ、あらためてこのアコースティックライブの醍醐味を感じさせる一曲となった。


 

 小笠原のボーカルで「FAR AWAY」、「REVOLUTION」とGYROAXIAの楽曲が続き、コーラス部分では観客も一体となって歌声を響かせた。アコースティックライブでなければ聴けないアレンジ、観客がいなければ完成しない一体感。それはやはり、この上なく贅沢で特別なものだと感じさせる。

 続いて2日目のゲスト、SHiNNOSUKE(ROOKIEZ is PUNK'D/S.T.U.W)がステージに招かれた。SHiNNOSUKEは本プロジェクトで数多くの楽曲を提供しており、ファンにとっても“ファミリーの一員”と言える存在だ。あたたかい歓迎を受けつつ、氏が作詞を担当した「SCATTER」を披露。パワフルなだけではない、多彩な味わいのあるSHiNNOSUKEのボーカルがスパイスとなり、楽曲の新たな魅力を引き出す。

 次に、昼公演では「IN MY WORLD」を、夜公演では「コンプリケイション」のカバーが演奏された。小笠原は「リアルタイムでも(元曲を)聴いていたから、ついに一緒に歌う時が来たか!」と感無量だった想いを伝え、SHiNNOSUKEは「(小笠原は)自分の作る曲の新たな解釈を見せてくれて刺激になる」と絶賛。さらに、続いて披露した「IGNITION」はアメリカ公演で“逆カバー”として演奏したと明かし、本プロジェクトでの活動を楽しんでいると話した。

 伊藤が再び加わり、再びMCタイムへ。観客もキャストたちも満面の笑顔で、この日のステージを心から満喫している様子だ。SHiNNOSUKEが「本当に楽しい。今度はあらためてバンドスタイルも見てみたいし、(自分のバンドと)対バンしたい」と発言すると、キャスト陣も大喜びで「プロデューサー、お願いします!」と熱意を見せた。
一同は「これからも音楽で楽しいことがたくさんある」と思いを馳せ、SHiNNOSUKEが“コロナ禍の中、観客のみんなが歌っている姿を見たくて作った”という「Anthem」を3人ボーカルで披露。この日の最後には、伊藤が「せっかくなので、今日一番大きな声で!」と呼びかけ、観客も一緒に「ゴールライン」のコーラスを歌った。

 曲が終わり、キャストたちは観客や配信で見守るファンに向けて感謝を述べ、大歓声の中ですべての演奏が終了となった。

 彼らが口にしたように、これから先も楽しいことがたくさん待っていることだろう。この日の観客の歌声を聞き、次の彼らのステージがより楽しみになるライブだった。

[取材・文]玉尾たまお

公演概要

公演名:アルゴナビス Acoustic Festival 2023

4月29日(土)Zepp Nagoya
出演:伊藤昌弘(七星 蓮 役)、小笠原 仁(旭 那由多 役)、ランズベリー・アーサー(FELIX 役)、日向大輔(五稜結人 役)、秋谷啓斗(曙 涼 役)、宮内告典(界川深幸 役)
GUEST:センチミリメンタル
※GUESTは昼夜公演共通になります。

4月30日(日)Zepp Namba
出演:伊藤昌弘(七星 蓮 役)、小笠原 仁(旭 那由多 役)、日向大輔(五稜結人 役)、秋谷啓斗(曙 涼 役)、宮内告典(界川深幸 役)
GUEST:SHiNNOSUKE(ROOKiEZ is PUNK’D/S.T.U.W)
※GUESTは昼夜公演共通になります。

詳細:https://argo-bdp.com/live/post-38252/

4/30(日) Zepp Namba公演 セットリスト

<昼公演>
01.僕の日々にいつもいてよ
02.命のクリック
03.心を歌いたい
04.迷い星
05.Re-raise
06.FAR AWAY
07.REVOLUTION
08.SCATTER
09.IN MY WORLD(Cover)
10.IGNITION
11.Anthem
12.ゴールライン

<夜公演>
01.僕の日々にいつもいてよ
02.命のクリック
03.心を歌いたい
04.迷い星
05.Re-raise
06.FAR AWAY
07.REVOLUTION
08.SCATTER
09.コンプリケイション(Cover)
10.IGNITION
11.Anthem
12.ゴールライン

国内配信視聴チケット

価格:¥4,400(税込)
受付期間:4月21日(金)12:00~5月6日(土)21:00
配信開始時間:昼公演 14:00~、夜公演 17:30~
アーカイブ期間:~5月6日(土)23:59まで
受付URL:https://eplus.jp/argonavis-aco_fes2023/st/

海外配信視聴チケット

価格:¥4,400(税込)
受付期間:4月21日(金)12:00~5月6日(土)21:00
配信開始時間:昼公演 14:00~、夜公演 17:30~
アーカイブ期間:~5月6日(土)23:59まで
受付URL:https://ib.eplus.jp/argonavis-aco_fes2023_st

※全て日本時刻になります

※本公演の日本以外の配信対象地域は下記となります
オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、インドネシア、イタリア、韓国、マカオ、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、ポーランド、シンガポール、台湾、タイ、イギリス、アメリカ
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